ゲームやPC操作しているときに集中力が切れてミスをする⇒イライラする⇒さらに…といった悪循環に陥った経験はありませんか？
要因はもちろん一つではありませんが姿勢が悪いことと関連していることが多く、FPSなどの対人ゲームをしている方は精神的なストレスがいかにプレイングに影響するか実感している人は少なくないと思います。
自分の座っている姿勢が悪いかどうかって意外と気づかないことが多いため今回はポイントはいくつかに絞って気をつける部分をお伝えできればと思います。
◎座位姿勢の基本的なポイントとしては5つぐらい
①足裏をつける
②骨盤を立てる
③背筋は背もたれより離す
④頭は骨盤上
⑤目線は水平～やや下方
と文字で書くとよくわからないんですが正しい姿勢を図にするとこんな感じ↓
「姿勢」という点で全体的なイメージで「立つ」姿勢は
●足の上に下半身、上半身、頭と順番に支える
のに対して「座る」姿勢は
●足と下半身(お尻)で上半身、頭を支える
という感じとなっているので、足裏を付けないと下半身(お尻)だけで上位パーツを支えるためすごく不安定、しかもその姿勢不良を庇おうとして腰や肩に負担が掛かってしまいます。
☆今回の一番のポイントは①の「足元」で、しっかり支えが作れていないことで全身が不安定になっているという点です。
なぜ足元が重要なのかというというのは「どれぐらい体重が掛かっているか？」、「どこで重心を支えているか？」などの感覚を受けるセンサーの役割を足の裏がメインでしており、それを脳～神経がフィードバックして全体の姿勢を無意識に整えるという複雑な機能の一端を担っているからです。
足元の支えが疎かになっている代表的な悪い姿勢は
足組みは足底で体重を受けれないだけでなく、片方だけ太ももが浮いている状態のため同じ姿勢を取ると骨盤のねじれ・腰痛に繋がります。もう一つのあぐらはさらに両足底がついていないため足裏センサーが機能せず、お尻のみで体重を受けることで姿勢全体の崩れを引き起こしてしまいます。
上図ではバランスボールに乗った状態でも良い姿勢を保てている図です。
この状態から足を離した場合にバランスボールが沈み、重心が下方～少し後ろにずれるイメージです。結果としてお尻だけで体重を受ける、腰が丸まる、首が前に出るなどなど姿勢全体が崩れにつながります。
そのため大事になってくるのは足元をしっかりつけることのできる椅子の高さに調整するということで理想としては上記の図と同じように
1️⃣足底が設置した状態
2️⃣膝関節と股関節が90°ぐらい
椅子の高さを調整してのような姿勢を取りますが、椅子の機能や机の高さ的に難しい方はフットレストと呼ばれる足元の高さを上げる器具を使って調整するのがおすすめです。
この足底の接地状態がしっかりできていないと座っているだけで体全体に自然と力が入り、結果的に「正確な操作ができない」、「疲労感が溜まりやすい」などの弊害が出るため基礎中の基礎として大事になります。
姿勢が崩れていれば当然正確な操作・エイミングができるわけがないので技術を上げる練習をする前に、まずは姿勢を足元から見直しましょう！
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